終活

遺影写真の料金はどれくらい?額縁とおすすめの写真スタジオ4選

終活の常識にもなりつつある遺影写真の準備ですが、実はとても重要なことでもあります。

納得のいく遺影写真がないと残された家族もとても困ってしまうので、事前に用意されていると手配もスムーズに済むからです。

今回は、遺影写真の気になる料金や額縁、おすすめのスタジオをご紹介していきます。

終活遺影撮影にかかる費用と内訳

  • 撮影料金
  • ヘアメイク代
  • データ代
  • 額縁代

遺影撮影はスタジオで行なわれることがほとんどです。撮影にかかる費用と内訳について見ていきましょう。

撮影

撮影そのものにも、もちろん費用がかかります。データを含まない部分なので、撮影だけしても写真はもらえません。

スタジオも使用しますし、何度も取り直していくつかあるデータから1つに絞り込んでいきます。

ヘアメイク

普段のヘアスタイルでいい場合はいりませんが、男女共にヘアメイクを行ないます。

女性の場合はメイクをして行っても、一度落としてからメイクをすることが多いので、ノーメイクで来るよう指示もあるようです。

データ

当たり前のことですが、今すぐに使用する訳ではないので、データを持ち帰ることになります。

CDに入れてもらう方法が主流ですが、当然データ代もかかります。

額縁

葬儀にはもちろん、そのまま仏壇に飾ることができる額縁選びも生前に行なうことができます。

家族への負担も減りますし、自分で納得のいく額縁選びができるのは良いですよね。

遺影写真撮影スタジオの選び方

遺影撮影を行なっているスタジオも随分と数が増えてきました。いくつもある中かから選ぶのは、迷ってしまって大変ですよね。

選び方のポイントは以下の6つになります。

  1. ヘアメイクがあるか
  2. 出張サービスがあるか
  3. 利用料金とプランの確認
  4. 衣装や小物のレンタルはあるか
  5. 写真の画像修正はしてもらえるか
  6. 写真のデータはもらえるか

できるだけスタジオ内で完結させる方が費用も抑えることができて、当日の流れもスムーズです。

全てが必須項目という訳ではないので、自分がどういう流れで撮影をしたいのかを決めて、ポイントを絞り込むと選びやすいですよ。

料金については、事前にしっかり確認しておきましょう。

おすすめの写真スタジオ4選

当サイトでおすすめする写真スタジオを4つご紹介します。スタジオによってサービス内容も変わってくるので、あなたに合った撮影スタイルを見つけてくださいね。

銀座シルキア

銀座シルキアには、「終活遺影撮影プラン」というものがあり、ネックレスなどの小物の無料レンタルも行なっているので、華やかな雰囲気の遺影写真が撮れますよ。

お手軽コースは平日19,800円、土日祝21,800円で、男性は-4,000円。ヘアメイクや撮影料、データも料金に含まれています。

画像修正とフォトフレームを希望するのであれば、+5,000円で対応してもらうことができるんです。

銀座シルキアで終活遺影写真を撮る

fotowa(フォトワ)

フォトワは、出張サービスを行なってくれます。

75枚以上のデータを受け取ることができ、料金も平日は21,384円、休日25,704円とそれぞれで一律の設定になっています。

料金にはカメラマンの指名料、データ、60分の撮影料、出張料が含まれているので、追加料金はありません。

fotowaの詳細はこちら

フォトスタジオ コノジ

コノジは、隠れ家的な雰囲気が人気のフォトスタジオです。

料金は大体4万円前後で、衣装の持ち込みなどもできます。

データ代や撮影料も全て考慮された金額設定です。

コノジの詳細はこちら

ラブグラフ

ラブグラフは、出張専門となっています。

カメラマンはお任せでデータ10枚のプランであれば、9,800円という破格のお値段で対応してもらうことができますよ。

首都圏以外で撮影される方やカメラマンを指名したいという方は、19,800円のプランになります。

ヘアメイクなどの対応は行なっていません。

ラブグラフで出張撮影をしてもらう

遺影写真についてよくある疑問

遺影撮影は誰もが人生で1回行なうかどうかなので、疑問点も多いかと思います。

よくある疑問について、QA方式でお答えします!

Q1.ヘアメイクは必要か?

A.必ずしも必要という訳ではありません

きちんと整えておいた方が綺麗な遺影を残すことができます。

Q2.遺影写真の服装は着物?

A.着物でも着物じゃなくても大丈夫

お気に入りの服装でOKなので、着物でも洋服でも問題ありません。

Q3.遺影写真撮影はいつ・何歳でする?

A.写真撮影ができる元気なうちが良いでしょう

亡くなる年齢よりも10歳ほど若い方が良いと考えられているので、古希や喜寿といった節目に撮影をするというのもおすすめのタイミングです。

Q4.親の遺影写真撮影はどうすればいい?

A.親へ遺影撮影を誘う際は、言葉を選ぶように気を付けてあげる必要があります

遺影は葬儀の際に使用したり、その後も仏壇に飾ることが多いので、そういった写真をやみくもに撮りに行くと誘ってしまうと、変な誤解をされてしまうことも考えられます。

生前の元気なうちに遺影を撮影しておくメリットをさりげなく説明して、本人の意思を尊重しつつ話を進めてみてください。

反対に、遺影撮影をしたいと相談された場合は、どういう方法で撮りたいのかを具体的に聞いてみてください。

プランやスタジオも様々なので、いくつか候補を挙げて一緒に決められると良いかと思いますよ。

Q5.額縁はどうすればいい?

A.額縁はその後もずっと使う物になるので、生前にお気に入りの物を選んでおくと、後々もスムーズです

フォトスタジオで額縁を含むプランを選ぶこともできますし、通販サイトで探して購入をすることも可能です。

飾る仏壇が決まっているのであれば、その場所に合った額縁を選ぶと自然に馴染みます。

生前遺影写真の撮影とおすすめのフォトスタジオまとめ

生前遺影撮影をしておくと、健康で若々しい最高の状態で写真を残すことができます。

ひと昔前までは、生きているうちに遺影を撮ることなど考えられないことでしたが、メリットがたくさんあるので、世の中に浸透していることにも納得できますよね。

ぜひ、生前の元気なうちに遺影を検討してみてはいかがでしょうか?

生前葬のメリットって?葬儀の費用や香典について詳しく解説!最近耳にする機会も増えてきている「生前葬」。決まり事やマナーなどがあるのか、よく分からないことも多いですよね。 そもそも生前葬を行なって...