終活

終活時の霊園・墓地のおすすめの探し方!費用やお墓の種類とは

終活は、身辺整理を行なうだけではありません。ひと昔前までは考えられないことでしたが、生きているうちに霊園や墓地を探しておくというのも一般的になってきました。

当然のことながら費用もかかりますし、種類もたくさんあります。

おすすめの探し方や費用などについてまとめてみましたので、終活の際の参考にしてみてくださいね。

自分のお墓『生前墓』を建てる人が増加

自分のお墓を生前に建てておく「生前墓」は、遺された家族に負担をかけないためにと考えている方が大多数です。自分が眠る場所でもあるので、それをきちんと自分で考えて決めたいという方もいらっしゃいます。

お墓の形を自分で選ぶこともでき、楽しい気持ちでお墓を建てられるというメリットもありますよね。いつ最期の時を迎えても安心な状態にしておけば、万が一の時も安心。

まだ生きているのにお墓を建てるのは不吉だと言われることもあるのですが、仏教においては生前墓は、家内円満や長寿といった幸せが訪れると考えられており、とても縁起の良いことなんです。

お墓のおすすめの探し方

それでは、おすすめのお墓の探し方についてご紹介していきます。

4つのポイントについてまとめてみましたので、これらを踏まえて選んでみるようにしてください。

  1. 場所や交通アクセスの良さで探す
  2. お墓の値段・費用価格で探す
  3. 施設の設備や管理内容で選ぶ
  4. 宗教・宗旨・宗派で探す

ご自身が眠る場所でもあるので、慎重に選んでいきたいところですよね。

これらのポイントをクリアしておけば、後悔のないお墓探しができるでしょう。

1.場所や交通アクセスの良さで探す

生前墓は、ご自身が足を運ぶこともありますし、死後に遠方にいる家族がお参りをすることもあるでしょう。

そのため、交通アクセスの良いところや行きやすい場所を選ぶというのは必須です。

アクセスが悪いと自然と足も遠のいてしまうので、立地の良さというのは譲れないポイントと言えます。

2.お墓の値段・費用価格で探す

お墓を建てるにあたっては、墓石代がかかります。

その他、永代使用料や管理料もかかるので、これらの費用の値段も事前に確認が必要です。

霊園や寺院の立地、区画の広さなどによって値段が変動します。

3.施設の設備や管理内容で選ぶ

まだ納骨がされていない状態であっても、メンテナンスや管理費、お布施などのお金がかかってきます。

これらの費用や管理内容に関しては、施設によって異なるので、購入前にしっかり確認しておくようにしましょう。

永代管理料制度を採用している場合は、ご家族に費用の負担がかかることがないので、選ぶ際のポイントにしてみてください。

4.宗教・宗旨・宗派で探す

日本は無宗教の方も多いのですが、宗教や宗旨、宗派などがあれば、それらもお墓選びの際には要件を満たしておく必要があります。

夫婦間であっても信仰している宗教が異なるケースもあるので、生前によく話し合っておく良いでしょう。

宗教が異なっていても、同じお墓に入れることもあります。

おすすめのお墓探しサイト3選

LIFE.(ライフドット)のお墓探し

ライフドットのお墓探しは、お墓探しの希望条件を入力するだけでプロが選定し、その後希望にあったお墓の資料が届くシステムです。

WEBでは公開されていない霊園なども紹介してくれますよ。自分で探したり、出向いたりしなくてもいいのが魅力的ですね。

LIFE.の詳細はこちら

いいお墓

お墓探しにおすすめなのは、「いいお墓」というサイトです。こちらのサイトでは、霊園探しだけではなく、墓石店選びや墓地探しなどもできます。

全国に8,000件以上ある霊園や墓地の情報がまとめられているので、検索しやすいということで人気もあります。

ペットと一緒に入りたい、海が見えるところが良い、アクセスを重視したい、ガーデニング霊園が良いというような様々なニーズに応じて探すことができます。

いいお墓の詳細はこちら

お墓さがし

全国で7,000件以上の案件が揃っている「お墓さがし」は、新しい様々なタイプのお墓にも対応しています。

納骨堂や樹木葬、永代供養墓や改葬を検討している方におすすめ!

終活の一環で、自分のお墓を探している人にもぴったりです。一度のぞいてみてくださいね。

お墓さがしの詳細はこちら

終活でお墓を建てるのにかかる費用

生前墓を建てるのに必要な費用は、以下の通りです。

  1. 墓石代
  2. 永代使用料
  3. 管理料

お墓を建てるということにはそれなりの費用がかかるので、家族ともよく話し合いをしておきましょう。

墓石代

石やデザイン、石の使用量、彫刻などによって値段も様々。80万円以下のものもあれば、200万円を超えることもあるんです。

外柵や納骨棺、花立などの必要なものは一式セットになっていますが、オプションを付けると料金も加算されます。

デザインが決まって契約したら初回金をおさめ、残金はローンを組むことも可能です。

永代使用料

お墓を建てる際は、墓地や霊園の土地を使用することになりますよね。その際に支払う必要があるのが、永代使用料になります。

土地を買い取る訳ではないので、相続税や固定資産税の対象にはなりません。

永代使用料を支払えば、ずっと墓地を使用することができます。しかし、後継者がいなくなって使用料を支払えなくなった場合は、無縁墓となり使用する権利もなくなってしまいます。

それまでに支払った永代使用料に関しても、もちろん返金されることはありません。相場は60万~80万円くらいです。

管理料

寺院や霊園に対して、管理料を支払わなければなりません。墓地では、トイレや水くみ場、共有スペースの維持などにお金がかかります。

墓地の運営には、この管理料が使われているのです。目安としては、1年あたり数千円で、高くても数万円程度となっています。

お墓の種類

お墓にはいくつかの種類があります。

種類によって値段や管理の方法も異なるので、生前墓を建てる際にもお墓の種類に関してはじっくり検討しておきましょう。

一般墓

最もイメージに近いのが、一般墓です。一般墓は家単位で利用され、代々引き継がれていきます。

しかし、少子化に伴ってお墓を受け継ぐ先がなくなるケースも増えています。

樹木葬

自然の中に遺骨を安置するスタイルのことを指します。

または、シンボルツリーとなる樹木の周辺に遺骨を安置する場合もあります。

お墓の後継者がいない場合に利用されることも多いようです。

納骨堂

お寺や霊園の建物内に遺骨を納骨するスタイルです。

ロッカー式や仏壇式、自動搬送式、位碑式など様々な形式があります。

比較的料金がリーズナブルなので、人気があります。

永代供養墓

お墓の後継者がいない場合でも、お寺や霊園がきちんと管理を行なってくれるお墓のこと。

骨壺から出して埋葬した後は、お墓に戻すことができなくなるので、永代供養墓を選ぶ際は慎重に検討する必要があります。

終活で生前墓を建てるメリット

終活において生前墓を建てるメリットはいくつかあります。

  • 遺族の負担を軽減できる
  • 自由に選べる
  • 元気なうちに探せる
  • 相続税の負担を軽く

自分で好きなデザインにできますし、何よりも動ける元気なうちに探せるのが良いですよね。

また、お墓の購入は非課税になるので相続税の負担を軽くすることもできます。

生前墓を建てておけば、遺族の精神的な負担や経済的な負担も軽減できるので、メリットはたくさんあると考えられます。

終活で生前墓を建てるデメリット

  • 維持費がかかる
  • 生前墓を受け付けていない墓地もある

生前墓を建てると、管理費などの維持費が発生します。

いざという時がいつ来るのかは誰にも分かりませんし、その時のために建てたものの長期間に渡って維持費を支払い続けることが負担になるケースも少なくありません。

また、生前墓を建てること自体を受け入れていないお寺や霊園もあります。

家族と事前によく話し合っておかないと、後々トラブルとなってしまうこともあるので、よく考えて納得した上で建てるようにしましょう。

人生の最後だから後悔しないお墓選びを

自分のお墓を自分で選びたいという方にニーズのある生前墓ですが、選ぶ際にはじっくりと検討しなければなりません。

人生の最後を飾るものですし、後悔はしたくありませんよね。「いいお墓」や「お墓さがし」というサイトでは、全国にある霊園や墓地の情報を掲載しています。「LIFE.」はプロが探して紹介してくれます。

口コミの情報を閲覧することもできるので、お墓探しをスムーズにサポートしてくれますよ。生前墓を建てる際には、ぜひサイトを覗いてみてくださいね。