40代で独身となると、婚活を意識している方も多いでしょう。婚活ももちろん大事なことではあるのですが、終活も同時進行するのがおすすめです。
元気なうちは良いのですが、親が死を迎えるというような転機もいずれ訪れます。そういった時に独身だと不安も募るのは、当たり前のこと。
40代独身におすすめの終活の方法についてまとめてみましたので、参考にされてみてください。終活を意識した年賀状の書き方や断捨離の方法についてもお教えします。
40代からの終活で大事なこととは

40代という年齢を迎えると、終活を始める人も少なくありません。病気や事故など、何があってもおかしくないので、早めに取り掛かるに越したことはないですよね。
終活は、決して暗いものではありませんよ。前向きな気持ちを持って取り組むことが大事です。自分の人生を振り返り、家族への負担を減らすこともできます。
40代独身がやるべき終活5選
- エンディングノートを書く
- 断捨離をする
- 年賀状を終活バージョンで書く
- パスワードなどの整理をする
- これからやっておきたいことについて考える
40代独身だからこそやるべきことがいくつかあります。
これまでの人生を振り返り、これからの人生を考えるために大切なことですので、ぜひ取り組んでいってください!
1.エンディングノートを書く
終活と切っても切り離せないのが、エンディングノート。
自分史として思い出を書き綴ると共に、財産に関することや葬儀のこと、万が一病気になった場合の治療方針などについてもまとめておきましょう。
冷静に考えることができるうちに決めておくことが大切です。

2.断捨離をする
こちらも、終活においては基本中の基本になります。不用品の整理というのは、意外と大変です。
これまで何十年と生きてきた訳ですから、それなりに荷物もあるのが普通ですよね。これからの人生に本当に必要な物なのかどうかを見極めて、身辺整理をしましょう。

3.年賀状を終活バージョンで書く
毎年年賀状のやり取りだけをしている友人や知人がいませんか?万が一の時が訪れた時、年賀状が急に途絶えてしまいますよね。
それを避けるためにも、元気なうちに年賀状を終活バージョンで書くことをおすすめします。

4.パスワードなどの整理をする
色々なサイトやSNS、インターネットバンキングなどに登録をしている方が多いかと思います。便利な反面、その本人が死亡するとその後の手続きが面倒になります。
不要なIDは削除して、残しておくアカウントについてもパスワードを整理しておきましょう。
5.これからやっておきたいことについて考える
日々忙しくしていると、自分のやりたいことを見失いがち。終活に取り組むことによって、やり残したことが見えてくるでしょう。
それらを洗い出し、これからの人生に役立ててみると良いですよ。
40代独身がエンディングノートに書く内容

40代独身の方がエンディングノートに書いておくべきことがあります。
万が一のことが起こった時、誰が見ても伝わるようにしておくとスムーズにいきます。
基本情報
マイナンバーや保険証番号、本籍地、勤務先、健康状態など、自分の基本的な情報について書いておきましょう。
財産
車や家、装飾品、金券など財産がある場合はそれらを明確にしておきましょう。配偶者や子供がいない独身の方の場合は、特に注意が必要です。
財産分与をスムーズにするためには、遺言書があるとなお良いですよ。
現在利用中のサービスについて
インターネットサービスや習い事、クレジットカード、SNSなど、本人しか知り得ない情報もたくさんあります。
自分の死後に手続きが滞りなく進められるよう、書き出しておくことをおすすめします。
終活年賀状の書き方

年賀状のやり取りは、惰性的になってしまっている部分もありますよね。終活を機に、年賀状についても見直してみましょう。
高齢を理由に年賀状を辞退する人も増えてきています。ただ、今後のお付き合いのことを考えると書き方には注意する必要があります。
終活の一環として年賀状を辞退する旨を伝える
何事も伝えたいことの主旨が分かるように書くことは大切ですよね。
年賀状を書くことを辞めることをオブラートに包み過ぎると、かえって分かりづらい文面になってしまいます。
「来年からは年賀状を辞退させていただきます」と、ハッキリ書きましょう。
今後のことにも触れておく
年賀状を辞退するからといっても、今後の関係を断つ訳ではないですよね。
「今後も変わらぬお付き合いをよろしくお願いします」と書いておくと、角が立ちません。
終活年賀状を出す理由を添える
何の理由もなく年賀状を辞退するとだけ伝えると、誤解を招く可能性があります。
高齢、病気、何らかの節目などの理由を添えておくと良いでしょう。
40代独身と既婚者の終活の違い

既婚者の場合は、配偶者や子供といった身近な家族がいます。しかし、独身の場合はそれらの家族がいません。
親の方が先に死ぬ可能性の方が高いので、まずは頼れる人を探すことが重要です。その点が、既婚者と大きく違うと言えます。
独身か既婚かで、終活の対応の仕方も変わってきます。
40代の終活は片付けをして荷物を減らすのがおすすめ

40代の方が終活を始める際は、まずは荷物を片付けるところからスタートしましょう。
必要最低限の物に囲まれた生活をすることで、心が豊かになることもあります。
荷物を減らすことができたら、次のステップに進んでみてはいかがでしょうか?
