終活

【20代から終活】断捨離や身辺整理をする人も!今からやっておくべきこと

「終活」という言葉を聞いても、特に20代の若い世代の方はまだまだ先のことと思いますよね。

終活は死ぬことを想定して行なう活動でもあるので、無理もありません。しかし、終活は20代だからこそ始めるべきなんです。

終活を始める時期には特に決まりはなく、早過ぎるということも遅過ぎるということもありません。

終活を意識して、今からやっておくべきことについてまとめてみました。自分には関係のないことと切り捨てるのではなく、ぜひ今から始めてみてくださいね。

まだまだ若い20代から始める終活とは

20代というと、人生もこれからという感じがしますよね。しかし、そんな若いうちからでも始められる終活があるんです。

若いからこそ始められる終活とは一体何なのでしょうか?詳しく解説させていただきますね。

20代でやるおすすめの終活一覧

  1. エンディングノートを書く
  2. パソコンや携帯電話の処分について
  3. 人間関係についての見直し
  4. 不用品の処分

20代という若い世代だからこそ是非始めてほしい終活の内容は以下の通りです。どれも手軽に始められるので、少しずつ手を付けてみてください。

きっと今後の人生においても役立つはずです。

エンディングノートを書く

エンディングノートとは、遺族へ伝えたいことを残しておくツール。葬儀や供養のこと、遺産などについて死ぬ前にまとめておくと、遺された家族の手続きもスムーズに進みます。

遺言とは違って堅苦しいものではなく、書き方にも決まりはありません。生前に伝えておきたい内容をまとめることができます。

1番大切なのは、お金のこと。

どこの銀行の口座を持っていていくら貯金しているのか、キャッシュカードの暗証番号やインターネットバンキングのログイン情報などがまとまっていると、遺族の手続きにも抜け漏れがなくなります。

保有している不動産、年金、クレジットカード情報、加入している保険などのことにも触れておくと更に良いですよ。

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パソコンや携帯電話の処分について

SNSや各種サービスのIDなど、色々と登録をしている方が多いですよね。パソコンや携帯電話も複数台保有している方も多いことと思います。

SNSなどのアカウントは削除しなければ、死後もずっと残り続けてしまいます。不要なIDは削除し、死後にどうしておきたいのか整理するようにしましょう。

人間関係についての見直し

自分自身に万が一の時が訪れたら、葬儀に呼んで欲しい人や知らせておいて欲しい人がいますよね。それらの方々の連絡先をまとめておくと、遺族が助かります。

葬儀の方法やお墓のことについても考えを固めておくと、その後の手続きがスムーズです。

不用品の処分

最も取り掛かりやすいのが、これかもしれません。終活を意識しなくても、断捨離をしておくことで生活がしやすくなります。

生きていく上でも、不用品の整理は常にしておくと良いですよ。

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親世代の終活のお手伝い

終活を始める時期に決まりはありませんが、20代の方々の親世代となると真っ只中であることが多いようです。

しかしながら、終活が世に根付いてきたのも最近の話なので、一切手を付けていない親世代の方というのも少なくありません。

その場合は、終活に必要なことを教えてあげてください。ご自身の親御さんのためでもありますが、遺された場合に困ることが多々あるため、後々の自分のためにもなります。

既にご自身の親御さんが終活に着手している場合は、認識を擦り合わせておくと完璧です。

不謹慎だと言われてしまうことも考えられますが、きちんと説明をすれば納得して始めてくれるケースがほとんどです。

断捨離のメリット・デメリット

終活の代表格とも言えるのが、断捨離です。不用品を処分して、必要な物だけを残しておくというのは、簡単なようで難しいこと。

時間をかけてゆっくり取り組めば少しずつ片付けることができます。

ただし、断捨離はメリットだけではなくデメリットもあるので、それぞれの内容について見ていきましょう。

メリット

遺品整理がスムーズにできる

遺された家族が故人の遺品整理をする際、不用品も紛れていると時間も労力もかかって大変です。悲しみに暮れている中、遺品整理をするのは精神的にも辛いものがあります。

自分の持ち物を自分で整理しているはずなのに、思いがけないものが出てくるというのも珍しくありません。必要かどうかを見極めながら、断捨離をしておくと遺品整理の負担を軽くすることができます。

気持ちの整理がつく

当たり前のように自分の身の周りにある物を片付けると、不思議と気持ちもスッキリします。

今後の人生には必要がないと判断した物を処分することで、自然と気持ちの整理ができるようになります。

部屋が綺麗になる

当たり前ですが、不用品を処分すると気持ちだけではなく部屋自体もスッキリします。風通しも良くなり、住環境も良くなるんですよ。

物が少なくなることで掃除もしやすくなりますし、光が差し込みやすい環境が整います。

デメリット

捨てなければ良かったと後悔することも…

思い切ってどんどん断捨離をしてしまうと、後になって捨てなければ良かったと思うことも出てきます。

無計画に物を捨てることは避けましょう。

部屋の中がさみしくなる

物に囲まれた生活に慣れていると、部屋がスッキリしたことによって気持ちがさみしくなることがあります。

思い出の品や長年愛用した家具など、当たり前のようにあった物がなくなるのは、とても悲しいことです。

断捨離のやり方とコツ

断捨離で失敗しないためにも、正しい方法に沿って進めてみてください。手順は以下の通りです。

1.身近なところからはじめる

衣類や本、雑貨などは比較的断捨離をはじめやすい傾向があります。生活には必要がないものの、思い出が詰まっている物については後回しにしましょう。

まずは衣類を全部出して、今どれだけの衣服を持っているかを把握するのが大事。1年間着ていないものはもう着ません。思い切って捨てましょう。

私も何度か断捨離をしていますが、『そこにあるのに着ない服』が増えていることに気づくことができます。結果、そういうものが溜まっていき、場所を取ってるんですね。

これはもう着ないなと思ったものを捨てていくと、どれを取っても着られるので、好きなものに囲まれた生活が快適になりました。おすすめです。

2.今使っている物は残す

まさに今使っているという物は、必要な物だと判断しましょう。

ただし、無理をして使っていたり、いずれ使うかもしれないと思って使っているような場合は、処分を検討してください。

例えば可愛いシールや封筒などの文具、いつか使うと思って取ってても、使うのは数年に一度なんていうこともありますよね。

必要なときに少量購入するということをしてみてはいかがでしょうか。ストックなどは極力減らすことがポイントです。

3.一時保管してみる

本当に処分してしまって良いのか判断が難しい場合は、一時保管扱いにしてみると良いですよ。

捨てるのはいつでもできるので、ある程度断捨離が進んだ時にもう一度冷静になって判断してみましょう。

それも、なくても大丈夫な期間が過ぎたら、中身を確認せずに箱ごと捨てちゃうなんてのもコツの一つです。必要ないと実感したら、もったいないという感情が出る前にまるごと捨ててしまいましょう!

20代の終活におすすめなのは断捨離!

まずは、20代でも取り組むべき終活の内容を実践してみてください。エンディングノートに、お金のことだけではなく、葬儀のことや人間関係のことなどを洗い出してみると、自分の考えもまとまるでしょう。

一番のおすすめは、断捨離からはじめることです。

思わぬところから価値のある物が出てくることもあるので、買取業者に査定をしてもらうのも良いですよ。断捨離をして身も心もスッキリできれば、終活もスムーズに進められるかと思いますよ。